CDを買う人とバンドをやる人
先日心に残った記事がありまして。その1。
『デザイン好き』と『デザイナー』の違い - 使える「デザインセミナー」
この記事では、デザイン好きとデザイナーの違いのようなものが書かれていて、ほぉ~!と思って眺めていたのです。ふと自分の近くに、なんだか似たことがある気がする・・・。と思いました。
なんだったかな…と考えていたら、近くにいる音楽好きな人々。
自分で楽器を演奏したり歌を作ったりライブをしたりなどする知人・友人たちがいるのですが、そんな人たちが話をしているのを横で聞きながら何か微妙にかみ合わない部分を何となく感じていました。皆さん”音楽”というものは好きなようで、CDを買ったり日常的に音楽を聞いたりする人たちですが、オリジナルな曲を作ってバンドをやる人と、CDを買って集めるのが好きな人にはちょっとした違いがあるらしい。
とても当たり前だと思いますが、ここがとても気になりました。
【デザイン好き】すでに存在しているものに価値を見いだします。
【デザイナー】これから自分が何をもって価値を見いだせるのかという、内面的な価値を常に追求しています。
『デザイン好き』と『デザイナー』の違い - 使える「デザインセミナー」
CDが1枚あり、そのCDについてなんじゃかんじゃと話しをしているのを、私は横で聞いています。
CDを集めるのが好きな人は、そのCDについてだけではなく、他の作品について・よく似た感じのアーティスト・豆知識みたいな情報がでてきますが、一方では録音がなんとかとか演奏がなんとか言いはじめる人もいる。楽器を取り出してこうやって弾いてるんじゃないかという風に真似てみたりする光景もあります。
1枚のCDで、よくもまあこんなに話しができるもんだなあと、彼らの様子を見ながら呆れているのですが、集まると面白いですね。
そんな彼らの”何か微妙にかみ合わない部分”というのは、CDの話になると、CDを買う側と、曲を作る側の視点で話しているので、話しをしている人たちはそれほど不自然さは感じていないようですが、はたで見ていると地味に面白いのです。ここに、CDを売る側の人が入ってくるともっと面白くなる気もします。
そんな中、わたしはというと…どちらにも属さないので…、メンバーを見てかっこいいだとか服装がかわいいとかこのCDいくらで買ったの?とかこれ何枚くらい売れたんかなあ…とか、そういう話しをしていて、どこかさみしい気もします。
”視る力向上のための美術館の楽しみ方”についての記事ですが、「視る力を鍛える」がテーマのコチラの記事を参考に、もうちょっと音楽にも興味を持ちたいと思います…。
1)小さい子供と一緒に行く
2)先にガイド(うんちく、説明書)を読まない
3)好きだと思った絵を、帰ってから思い出して描いてみる
4)何を見て、なぜ、好きだったのかを考える
5)感想を言葉に言い表す
6)感想を『絵』に描いて表現する
7)時間をあけてまた見る
「視る力」鍛える7つの習慣 - 使える「デザインセミナー」
CDや、書籍、Webなんかも、同じように視点を変えてみると楽しいだろうなと感じることはあります。鍛える意味では楽しそうだけれど、こういうことにトリツカレテしまい、やや狂人的なことになることもある気がするので、何も考えずに触れるひとときというのもなくしたくない感覚です。
”5)感想を言葉に言い表す”に関してですが、私は出来事を文章にするのはそれほど苦労しませんでした(※)が、自分が感じたことを文章(言葉)にするというのはむずかしいことと気づきました。
※苦労をしなかったというより本当は意識したことがないので、端的に誤解のないように書くとなるとスキルが要るなあと感じます。
そういえば、京都で平成22年5月9日(日)まで京都国立博物館で、没後400年 特別展覧会 長谷川等伯が開催れされいるようで、日常生活でも話題になるくらいなのです。行こうかな・・・と思っていたのに(きっとすごい人だろうな・・・)と諦めモードです。娘連れだと、人が多いと色々ハードです。あさいちで行くといいのかしら。
でも、南禅寺に行った時、天授庵の特別参拝があったので入ったらそこに1枚長谷川等伯の何かが展示されていたので、これでいいかな・・・と思ったりするくらいなので、がんばっていかなくてもいいのかも。
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