なんか若くないなあ。と思った瞬間
なんかある時を境に、うわ~もう自分若くねぇなあ!としみじみと考えるときがありました。
ふがいなさすぎて猛烈に死にたい気分になるようなことも、数え切れないほどありましたが、そういうときでもわたしは若かった!と思います。若かった古かったという表現もおかしいのですが、まあよくある考え方が変わる前と後みたいな感じです。
どんなに死にたい気分になってもずっと自分は生きていくことが当たり前だとどこかでしっかりと思っていた安心感や自信や前提のようなものがあることに気づいたのがその区切りだったなあ。と思います。
死ぬ気でどうにか!なんて言いながらも、実際死んでしまうことなんかの危機を痛感しているわけでもなく、一生懸命になることに理由づけしようとしていただけで、若さあふれるパワーに夢中になっていたような気もします。
でも、なんか、あるときふっ。と、自分がこれから先、死ぬ人間なんだなあ。というなんともいえない感覚を、すごく静かに肌で感じとったとき、さあああ~っと、悲しいような優しいようなそんな悟りがありました。
いい言葉は見つからないけれど、なんか妙に優しい気分というか、どこか悲しい気分というか、悪い気分じゃあないけど、複雑な気持ちになって自分の周りをみると、いろいろなんか許せるというか、ええやん。というような考えが生まれて、そういう気持ちになる前だった私のような人を見たら、それまでどこか無性に腹立たしいというか気にくわない気分になったけど、そういうのも、まあ、ええやん。と、見守っている感じになったとき、わたしは、なんか若くないなあ。と思ったんです。
自分が成長することばかりを考えているときを抜けて、誰かの成長を見守ったり、育てたいとふと思ったときの感覚にもどこか似ている気もしましたが、やっぱりそれとはちょっと違います。
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