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2008年10月11日 (土)

人を馬鹿にしていたお山の大将

特に何があったというわけではないのですが、なんとなく考え事をしているところで、この記事の続きっぽいものですが、私は小学生くらいまで、自分はすごいと思い込んでいたタイプの子どもで、それも幸せだったけれど6年間くらいで終わり、中学に入ると周りの友達がいろいろな面ですごくて、自分ってなんてちっぽけな人間なんだろうと、ややぐれる傾向にありました。高校に入るとさらに勉強だけではなく、ほかのことでもすごい人たちが出現し、さらに凹んだのですが、その後、ああ、自分はここは得意だけど、まあそれでいいや。ということになり、そのことばっかりやる超偏ったひとになりました。

偏り続けて4年くらい。そのあと、さらにそれぞれ友人は専門分野ですごさを増し、だんだん、わたしはここをするから、あなたここ得意だし一緒になんかやろう!という楽しみを見つけました。
友達をすごいと思えるのっていいなあと。あとそうやってそれぞれが得意なところを生かして何かするのって楽しいなあと。
でも、そう思いながら、結構友達のことを羨ましがっていたりしていることもしばしば。

小学生の頃は自分がすごいと思い込んでいたので、自分以外の人はみんな馬鹿にしていました。親も友達もとりあえず自分の知りうるすべての世界の人、もちろんテレビとか伝記になっている人まで!何を根拠にそんなにすごいと思い込んでいたのかわからないけれど、おそらくおばあちゃんが私のことをマメにちゃんとほめてくれたからだろうなあと成人してから感謝しています。人を馬鹿にしていたので、その時発言しただろう自分の発言があまりにもどうしようもなくて恥ずかしすぎて顔から火が出そうになります。(実は今もだけど…こっそり懺悔)

お山の大将とか井の中の蛙とか内弁慶とかそういうの、確かに子どこのころ大人に言われたことがあるのですが、意味さえ知らなかったので、全く気にもしないという無知さ!ある意味自分がすごいとさえ思える時代です。
でも、自分が無知であると知ったときがいちばん大きな発見だったなあと思いました。
無知を知るというのも大事なこと。知らないということを知っているということも。

なんとなくな日記。ああ、昔はこんな日記書けなかったなあ。
自分が知らないということを知らないって言える人は、すごい人だなあと思います。
あと、どこがわからないということを知っている人は、きっとそのことを理解できる人なんだろうなあと思いました。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

>自分が無知であると知ったときがいちばん大きな発見だったなあと思いました。
激しく同感です。子供時代って無知で幸せなお山の対象の時期ってありますよね。でも早く気がついて周りに気を配ったり譲ったりって子供もいて、何故そんな事ができるのか不思議に思ったり・・・私はかなり遅かったと思うわ笑。
赤面ものの子供時代・・・思い出したくないような恥ずかしいような、でもその時期があったから今があるのかなって思いますね~。

>早く気がついて周りに気を配ったり譲ったりって子供もいて
友達はみんな親切だったので、のびのびできたのかなあ。といま思うとそう思います。
どうして自分が無知であるかというのを知ったかといえば、周りの影響もあるし、勉強をして自分の知らないことがたくさんあったからだと思いました。
義務教育のときは教科書に書かれていることを覚えたり問題が解けたりするだけで、知っている気分にはなれたのですが、教科書を飛び出す時がきたとき、うわ~!知らないことがいっぱいすぎる!と思ってそれを調べようと思ったら、さらに知らないことが…!というのがきっときっかけだったんではないのかなあと予測します。
だから、勉強もどうでもいいかもしれないと思ったけど、勉強するのも大事だなあ~といま猛烈に反省したり…。
何度か、勉強しなかったことが悔やまれて、生まれ変わりたい…と思ったことがあります(*´Д`*)

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