ちょっと意外なコラボ。Google×セシール

おかんが愛用しているカタログ通販とあなどるなかれ。すごい会社、セシール。
もう流れないのだろうか、あのコマーシャル。

　セシールは、一九九四年に休止していたテレビコマーシャルを十二月から再開した。過去に放映していた映像の再編集版で、エンディングでは過去に話題を集めた「イロッフル・サ・コンフィアンス・エ・ソナムール」（「愛と信頼をお届けする」の仏訳）のフレーズも流している。
ＣＭ再開で名フレーズ流す－セシール―四国新聞社

このコマーシャルをリアルタイムで聞いていたわたしは
「せしーる　ぼでくそ　あふぉん　でもー」
と言っていると思っていた。

家族と、なんていってるのだろうと、みんなで話し合ったことがあり、みんな違った風に聞こえていた。で、誰一人として正しく聞き取れている人がいなかった。

セシールのなんかすごいセンスは、ずっと続いている。

私自身、セシール？え？おかんのやつ？みたいなノリだったけれど、
じっさいおかんになると、セシールの良さはよくわかってくる。

わたしの偏った偏見だけれど、
おかんというのは、あまりハイテクではないと思っている。

おかんといえば、携帯でメールは送ることができるけど、メールの絵文字の使い方が間違っているとか。

「ちょっとスーパーいってくるね！（←ガソリンスタンドの絵文字とか）」

ガソリンスタンドいくの？と聞くと、今満タンよ。って。じゃなんでガソリンスタンドなんだよ。と思ったり。
このくらいのぶっとんだ感じがあるけれど、そんなおかんを連想すると、
あまりにも、ミスマッチで、意外だということ。

おかんとGoogle　とか。

なんかミスマッチな気がする。

でも、最近のおかんはハイテクだ。
デジカメは最新の高価なやつ、パソコンも持ってるし。
興味はあるんだよなあ。でも、使い方がわからないんだよなあ。
と、思うと、いとおしすぎて、かわいすぎ。

決してセシールが「世の中のおかんが愛用している通販サイト」というわけではない。
私の場合、小さい頃から、うちのおかん＝セシールの印象が強かったからそう思うだけ。

はっきりいって、セシールの通販サイトは相当センスがいい。
デザインもそうだけれど、デザイン以外でもけっこうすごセンス。
え？おかん、このサイトで買い物してるの？というくらい、ハイテク。
でも、そのサイト使いこなせる？くらいの勢いだ。
おかんがセシールのサイトを使うなら、機能が100あったら10くらいしか使わないと思う。
わたしだって、30くらいしか使ってない。

そんなおかんに、こんな敷居の高いキャンペーンは、どうなのだろう。
ちなみに、Googleなんて知らないと思う…。
いや、知ってそうだけど。携帯の会社だと思ってるかも･･･。

Googleツールバー専用カスタムボタン配布記念キャンペーン - セシール(cecile)

わたしは、「Googleのロゴが入ったグッズ」がほしいけど、
たぶんおかんは、「水筒とミラー」がほしいと思う。

そんな、おもしろすぎることができるのは、たぶん、セシールだけだと思う。
むしろ、セシールがやるから面白いんだと思う。
きっと、母と子の話題づくりとか考えてるんだよ。すごいよ。
むしろセシールを利用する人がセシールのサイトを見てたらハイテクになったとか？
いやちがうなあ。なんだろう。時代の流れみたいなものを感じる。？どうなん？

で、おかんについて熱く語りすぎて、インストールの方法とかはめんどくさくなったので、
日々歳々: セシール専用カスタマイズボタンをインストールしてみる
を見てください！

私が言いたいのは、セシールのサイトがすごいよ。ということです。
セシールのサイトはかなりいろいろ考えられてる気がする。

うちのおかんのためにおかんがネットで買い物するページを作ろうと思ったら、
大きい写真と、大きい文字で、値段とサイズと素材を書いただけのページに、
「買う！」のボタンがいいと思う。
むしろそれ以上あったら、使い方がわからなくて混乱するのに、
そういうページ作ったら、何も書いてない！って怒るんだよ。わらうわー

っていっても私のおかん、まだ40代なんですけどねー。
あーおかんかわいいなあ。